ユーコンワインズにはもう一つの顔があり、ソルスティスサイダーワークスとしてサイダーも製造しています。こちらもユーコン準州で唯一のサイダリーとして地元を盛り上げています。ユーコンでは、10種類のサイダーを販売しております。現在日本に来たのは代表する2種でハスカップサイダーとアップルサイダーです。
「Cider(サイダー)」は英語で、欧米諸国ではリンゴの果汁から作られる醸造酒のことを指します。フランス語の「Cidre(シードル)」と日本では言ったり、アメリカで「Hard Cider(ハードサイダー)」とも呼ばれるため、日本でのこのお酒の呼び名は現状様々な呼ばれ方をしています。カナダでは、もっぱら「Cider(サイダー)」と呼びますので私たちもサイダーと呼びその知名度が上がれば良いな、と思っています。
さてカナダでのバーやレストランではサイダーの取り扱いは一般的で、どこでも楽しむことが出来ます。現在までにカナダでは370以上のサイダリーが独自のサイダーを製造しています。オリジナルのサイダーを始めフレイバーのついたサイダーも多く目にすることができます。
サイダー1つとっても種類は多種!甘口から辛口、自然発砲から加工発砲まで
生産される国によっても特徴が様々です。
カナダのサイダーは甘口から辛口まで取り揃えられていますが、多くは発酵後に
二酸化炭素を加えて発泡させたサイダーが一般的です。ビールの代わりとしてサイダーを選ぶ方が多いからなのでしょうか。一方でフランスなどでは逆に自然発砲が多いのだそう。
ソルスティスサイダーワークスではカナダが誇る果実が実る土地、オカナガン地域で収穫されたリンゴを使ってサイダーつくりをしています。4種のリンゴ(アンブロシア、ロイヤルガラ、マッキントッシュ)をブレンドし小ロットずつ製造します。
またハスカップは、もちろんユーコンの自社で栽培するハスカップベリー4種を利用します。
オーナーのカイルによると、試行を重ねた結果ハスカップのジュースとミックスしてハスカップサイダーを作るよりもハスカップワインとブレンドさせた方が果汁の味がより感じられたそうで、ハスカップワインとアップルを組み合わせてサイダーを製造することにしたそうです。
一度是非お試しください!